●株式会社Acculusと共同開発した小型・低消費電力のエッジAIカメラを使って
人の通行量を計測します。
●本実証実験を通して人流計測機能の課題抽出を行い、機能の確立を目指します。
●本事業においては、計測対象(通行人)のプライバシーに十分配慮した実証実験を
行います。
- 1.実証実験の概要
相鉄本線星川駅~天王町駅間の約1.4㎞に及ぶ高架下空間を活用した施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」Dゾーン (天王町駅西側エリア)にて、A地点、B地点、C地点の3箇所に計測機器を設置して計測します。
「星天qlay」は、「駅周辺と高架下」を中心として、今まで分断されていた地区の南北を一体化したまちづくりを推進 するとともに、星川駅周辺地区全体の利便性を向上し、にぎわいと交流を創出するまちづくりを推進している施設です。
第一弾:2023年12月22日(金)~2024年3月31日(日)
第二弾:2024年9月17日(火)~2025年3月31日(月)
※機器動作確認 2023年12月18日(月)~2023年12月22日(金)
※メンテナンスの為、期間中に計測を一時停止する場合があります。
※計測機器や近隣施設、天候の状況により、日程・時間短縮や中止する場合があります。
(3)計測方法
株式会社Acculusと共同開発したエッジAIカメラ『Mini Watt Vision』を計測機器として使用します。
小型カメラによる撮影画像から検知専用ICを使って高速で人を検知します。
人の検知結果を時系列で解析することで人流を計測します。
予め任意に設定した計測ラインを越えて移動した人の移動方向と数をカウントします。
計測機器内部では低解像度のカメラによる撮影を行いますが撮影した画像データは人流解析後に削除されます。
- 2.実証実験の参加企業について
会社名 |
役割 |
株式会社相鉄アーバンクリエイツ |
実証フィールド提供、運用管理補助 |
株式会社相鉄ビルマネジメント |
実証フィールド提供、運用管理補助 |
株式会社Acculus |
計測機能ソフトウェア開発、運用管理 |
株式会社立花デバイスコンポーネント |
計測機器ハードウェア開発、機器設置・運用管理 |
- 3.個人情報などの取り扱いについて
計測結果には人物の特徴や風貌を示す内容および個人の特定につながる情報は含まれておりません。
その他、本実証実験において個人を特定することができる情報を収集・利用することはありません。
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